書評「99.9%は仮説」-竹内薫著
これまた「本のソムリエ」さんお薦めの本、「99.9%は仮説」を図書館で借りて読んでみました。
サブタイトル「思い込みで判断しないための考え方」とあるように、巷で当然正しいと思われていることも、(実はそうでないかも。。。)と考え直してみることの重要性について書いています。
「飛行機は何故飛ぶのか?」という疑問に始まり、ガリレオ・ダーウィン・ニュートン・アイン
シュタインなど歴史上の科学者の逸話や理論などを紹介し、彼らの唱えた説や理論が、世間や時代の波によりいかに左右されたかを語っています。
・結果的には、ロボトミー手術もというのは、とりかえしのつかない治療法だったということになります。世論が180度変わってしまったわけです。(P108)
ロボトミー手術とは、前頭葉を切除することにより、ある精神病を治療する方法で、1984年度にこの手術を築いたモニスにノーベル賞が与えられています。
・つまり、時代と場所によって「正しいこと」は変わるのです。(P110)
物事を相対的に見ること、常識と思われていることの存在の危うさなどを再認識させてくれました。
今、新型インフルエンザが大流行しつつありますが、先日会社の女性が、「実はマスクをしてると、インフルエンザが治りにくいんですって。」や「のどに入ったウィルスはすぐに体内に取り込まれちゃうので、うがいをしても意味ないんですって。」などと言っていました。
直接これらの報道を私が聞いたわけではないですが、もしそれらが正しければ、私たちの常識も少し覆るかもしれません。我々の周りに溢れる情報についても、自分なりに考えて判断していく必要があると思いました。
◎この本の採点:★★★☆☆
・じっくり度:★☆☆(通勤1.5往復分)
・持っておきたい度:☆☆☆(1回読めばいいでしょうか?)
・お値打ち度:★★★(254P/700円=0.36)
・持ち運び度:★★★(新書で軽い)


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